フトウガ峰(一部テレマーク・スキー)

2000年2月11日

兵庫県朝来郡生野町

フトウガ峰(標高1083m)・達磨ヶ峰(918.7m)・生野高原 


達磨ヶ峰頂上

このコースは1998年2月28日に段ヶ峰へ初めて登った時以来である。今回はフトウガ峰でスキーが出来ると思いテレマークスキーを持って出かけた。

駐車場にあった国民宿舎「生野荘」は既に取り壊され広場になっている、前回は下山してきて自動販売機でコーヒーを飲んだのに!登山口には「くま注意」の標識も立っている。

最初の急登ではテレマークスキーを担いでいるので障害物競走のようで結構苦労した。やっと最初のピーク達磨ヶ峰頂上に着いた、木の枝越しに真っ白に輝くフトウガ峰と段ヶ峰が見える。


フトウガ峰・段ヶ峰遠望

写真の中央の白く輝いている山がフトウガ峰で、その左に白く細長いのが段ヶ峰。このあたりには鹿が多く時々動物園の臭いがする、今日は銃声と犬の鳴き声が何回も聞こえた。

帰り道には真っ白な雪の上に鮮血の足跡を見た。鹿が潅木の皮を剥いて食べた痕も多く、ここでも鹿の異常繁殖が問題になっているのかも知れない。


フトウガ峰頂上

フトウガ峰頂上、正面に見えるのが段ヶ峰である。フトウガ峰は高原状の山で、雪の下は笹原なので踏み跡を外すと腰まで潜ってしまう。フトウガ峰の登りでスキーを履き頂上に向かい高原を散策する。

ここから段ヶ峰への道はトレースが無いが段ヶ峰の頂上にはスキーをしている人影が見える。おそらく千町峠から登ったものと思われる。


フトウガ峰より段ヶ峰

 フトウガ峰から見る段ヶ峰、頂上の松ノ木が見える(写真の左の方に見える黒いもの)。フトウガ峰から段ヶ峰へ向かう鞍部は雪が少なくスキーでも時間が掛かりそうである。


フトウガ峰の雪原

今回は時間的にも無理なので段ヶ峰へ行くのは諦めて、フトウガ峰の高原を散策する、北向きの斜面の低木には写真のように「エビのしっぽ」が発達しており、風が作った芸術の庭を楽しんだ。

スキーだと潜らずに何処でも行けるので高原散策には便利である、下りは楽だし!しかし雪がもう少し多いと良いのだが、しかし担いだスキーは下山時の方が大変でした。


フトウガ峰より達磨ヶ峰

フトウガ峰より登ってきた達磨ヶ峰方面を振り返る。尾根続きの一番むこうが達磨ヶ峰である。


駐車場(生野荘跡)→ 達磨ヶ峰    1時間

達磨ヶ峰  → フトウガ峰      2時間

フトウガ峰  → 駐車場(生野荘跡) 2時間

                              GORO−


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