姫路城(笠形山で紹介した大スギを追って)
1997年7月5日
兵庫県姫路市本町68番地
世界文化遺産・白鷺城・国宝・池田輝政・千姫・笠形山の大スギ・播州皿屋敷
シロトピア公園より(北面)
以前、笠形山で紹介した笠形神社の大スギの行方を追って、今回は
姫路城を紹介します。
この写真は以前行われたシロトピア博を記念して残された公園から見
た城で、北面であり姫山原始林の山上に建てられたことがよく解る。
姫路城は有名なところでは羽柴秀吉が1580年西国攻略の根拠地として
入城し、翌年3層の天守閣を完成させた。その後、徳川家康の女婿池
田輝政が1601年から8年の歳月を費やし、姫山に天守閣を築きました。
天守閣を見上げる
との一門付近(東面)から見上げた天守閣、ここは正面入口に対し
勝手口であり、あまり知られていない静かな入口です。
本丸から
天守閣入口に近い本丸(備前丸)から見上げた天守閣(南西方向)。
ここは城主の屋敷があった所で、現在大木があり広場になっている。
天守閣の東大柱のところに、目指す笠形山のスギのことが書いてあり
ました。推定樹齢650年だったようだ。
天守閣は、外観5層、内部は地上6階地下1階で、直径1m近い2本
の柱で支えている。西大柱と東大柱である。
お菊井戸から
「播州皿屋敷」は、お家のっとりの企てを女中お菊が知り、城主の
難を救ったが家老はそれを恨み、家宝の皿一枚を隠してお菊を責め、
井戸に投げ込んだという有名な話で、怪談にもなっている。
はの門近くより
門は、い・ろ・は……の順に名前が付けられている。
姫路城の周辺には木が多く、特にクスの木が多くかなり大きなものも
ある。 城の東及び南に集中、特に美術館の回りに立派なものがある。
また城の内濠・中濠の土塁上にもムク・カシ等の広葉樹の大樹が多く
残っており市の保存樹になっており、これらの森にはリスやタヌキが
住んでいるようだ。
西の丸より
将軍徳川秀忠の長女千姫は、大阪城落城のあと本多忠刻に再嫁
して西の丸で幸せな日々をすごしました。
化粧櫓や長局(百間廊下)が今もその名残りをとどめています。
入城時間 午前9時〜午後4時(閉門午後5時)
但し6月〜8月は午後5時迄(閉門午後6時)
休城日 12月29日〜31日
見学所要時間 約1時間30分
交通 JR姫路駅下車 徒歩15分