日名倉山(ベルピール自然公園より)
1997年5月18日 (春)
岡山県勝田郡東粟倉村
標高1047m・作州富士・氷ノ山、後山、那岐山国定公園の山・兵庫、岡山県境
ベルピール自然公園のリュバンベール
頂上近くの案内図
後山、氷ノ山、三室山(左より)
頂上と社(左)
一等三角点
頂上より後山、船木山
三室山へ登った帰り、今は観光地になっているベルピール自然公園より
日名倉山へ登ってきました。(昔の静かな山のイメージはもう無い)
日名倉山は岡山県側の8合目?付近に巨大な鐘楼がある。(写真)
これは兵庫、岡山の県境の志引峠から岡山へ入るとすぐ左に公園への道が
あり、公園へは入場料300円が徴収される。(駐車料込み)
ここはかつて西の日名倉キャンプ場(奥海峠)より、林道があったが、
それ以外に何もなかった。私が初めてこの山へ来たのは10年ほど前で後山
の帰りに立ち寄った。静かな草原が広い印象的で、防火帯をたどって登頂した。
現在は写真のような日本一のフランス製のベルがあり、またオルゴール夢館、
喫茶店があり休日は観光客でいっぱいであり、ベルの音が騒がしく聞こえる。
ここに車を置き、このベルの左の遊歩道を登って行く、途中ベンチや休憩
所があり、杉の林を30分ぐらい登ると頂上に着く。(標識では1.1km)
頂上は社と一等三角点があるが、訪れる人は少ないのであろう、社は痛み
が激しく、三角点もだいぶ埋もれている。頂上のすぐ南に ベンチが3カ所に
おいてあるごく狭い公園?があり、ゆっくりくつろげる。
公園の周辺は珍しく針葉樹のカラマツの小さな森がある。
中央アルプス空木岳下山路のカラマツの森が懐かしくよみがえる。
シラビソ、ツガ等の森は明るく美しい、私は大好きです。(檜、杉の森は暗い)
兵庫県と鳥取県の県境の山は北から扇ノ山(オオギノセン)、氷ノ山(ヒョウノセン)、
三室山(ミムロヤマ)。
兵庫県と岡山県の県境は後山(ウシロヤマ)、日名倉山(ヒナクラセン)である、
これで県境の1,000m以上の山を登り終えた。
所要時間
登り 約0.5時間 (1.1Km)
下り 約0.3時間
尚、公園は16時に閉館となるので注意。
GORO−