櫃ガ山 ひつがせん

1999年7月10日

岡山県真庭郡湯原町

標高 櫃ガ山 953.5m・854mピーク・天狗の森・竜頭の滝・足(たる)温泉


櫃ガ山の3つのピーク

国道313号の登山口から直接標高差655mを登る。ピークは953.5mの頂上、854m及び東の肩と呼ばれる七合目と3つがあり、米子自動車道の湯原温泉インターを降りると右上に確認出来る。登山口と大きく書かれた標識がある国道の側道に車を置き登り始める。登り初めの棚田の登山道から見た櫃ガ山。3つのピークが並んでいる、これを越えて一番左の頂上を目指す。


東の肩の登り

最初は杉植林の中を登り一番右のピークの尾根へと回り込んで行く、40分ぐらいで、最初のピーク東の肩の登りにかかる。ここからは尾根歩きで日差しを直接受ける。


東の肩よりの眺め

写真上を左右に横切っているのが米子自動車道で、右下へ川沿いに国道323号が伸びている。ここからは湯原温泉も見え最高の眺めである。


頂上

頂上には三等三角点があり、見晴らしは最高である。残念ながらこの日は曇りで大山は見えなかった。頂上の右側は写真のようにスッパリ切れ落ちて足温泉と国道が足元に見える。地元青年団が立てた石碑がある、眺めは最高で寝そべって昼寝でもしたい、久しぶりの頂上らしい頂上である。


星山方面

頂上から南西の方には星山(ほしがせん)が見える(左端のピーク)。この方向(西南尾根)へ下ると、大庭皿の廃村から竜頭滝を経て登山口の下流500mほど手前に降りる事が出来る。(今回は調査不足で往路を引き返した。)


天狗の森

頂上では暑いし昼にも早かったので、天狗の森の小さな社で昼食にした。この社は勝負の神、桜木坊からす天狗が祀られているらしい。昼なお暗い森は岩穴から冷風が吹き出す風穴があるらしい、従って夏でも半袖では肌寒さを覚えた。このあたりの森にはブナ、ケヤキ、ミズナラが自生している、大木があると書いていたが、巨木は見あたらなかった。カツラの立派な木が目立った、カツラは普通主幹は朽ちてひこばえと呼ばれる小さな枝の集まりの木が多いが、この木は太い主幹が何本かが空へ伸びていた。素晴らしい鎮守の森という感じ。


  所要時間 (国道313号線から)

登山口(駐車場)→ 頂上    2時間弱

頂上 → 登山口       1時間30分

 

                             GORO−


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