初冬の氷ノ山
(大段ヶ平コース)1997年12月23日
兵庫県養父郡大屋町・関宮町
標高1510m・氷ノ山後山那岐山国定公園・加藤文太郎・イヌワシ・ブナ原生林
東尾根避難小屋付近
今日の氷ノ山は風が強くガスに覆われ展望はきかなかったが、風と雪が作る霧氷、樹氷が素晴らしく、幻想的な山の一面をみせてくれた。
写真の屋根は大屋町の「東尾根避難小屋」で、右下の雪の細い路が頂上へと続く。
ブナの霧氷
ブナは白い花が咲いたように美しく幻想的に輝いていた。気温は避難小屋の外でマイナス3度Cであった。
神大ヒュッテ付近
東尾根コースとの分岐点にある神大ヒュッテ付近。
千本杉の樹氷
千本杉付近のスギの樹氷、厳冬期と比べるとまだ雪の付き方は少ないが、ササの緑とのコントラストが美しい。厳冬期にはササはすべて雪に埋もれてしまう。
霧氷のブナ林
夏に見るブナより大きく見える霧氷のブナ林。今日の氷ノ山は初冬のやさしい表情をみせてくれた、しかし頂上では強風が吹き荒れ厳冬の厳しさも。
昨年冬の5人の遭難を思いだし、黙祷をして冥福を祈ってきた。
古千本のスギ
頂上に近い古千本のスギの樹氷、ブナと違った美しさをみせてくれる。頂上に近づくほど、霧氷から樹氷に近くなっていった、雪の最も多い所は50cm弱?。
所要時間
駐車場 → 氷ノ山 約2時間
氷ノ山 → 駐車場(大段平) 約1時間30分
車で横行渓谷から大段平の駐車場まで。
GORO−
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