春の氷ノ山(一部テレマーク・スキー)

2000年5月4日

兵庫県養父郡大屋町

標高1510m・横行渓谷・氷ノ山後山那岐山国定公園・古生沼・古千本スギ・ブナ原生林 


大段ヶ平駐車場から頂上方面

横行渓谷から林道を大段ヶ平駐車場に車で向かう、ここからハチ伏への林道は北向きで除雪もされていないので通行不能。駐車場からは古千本は見えるがその向こうの頂上は見えない。

古千本及び県境尾根には雪がたっぷり有りそうなのでスキーを担いで行くことにする。最初は雪が全く無く夏道を歩き東尾根避難小屋に着く、ここから雪の上を歩くことになる。白山の関係者と思われる元気の良い熟年の集団に会う、白山へ来てくださいと言っておられた、なぜ時間的にこんなに早く下山されているのか?(10時過ぎに会う)


古生沼付近より頂上

神戸大学ヒュッテよりハチ伏からの東尾根コースからの人達が多くなり、富士登山のような状態で頂上へと向かう。今日は関宮町の登山大会なのか?途中にスタンプが置いてあるようである。


頂上北東の大雪庇

頂上の北東には巨大な雪庇が残っていた、右の背景の山は仏ノ尾と青が丸である。頂上は食事をとる人達で満員状態、少し休憩して三ノ丸へ向かうことにする。

スキーを履いて頂上の南斜面を滑り三ノ丸へと続く尾根に向かうが、かなり降りても雪が繋がっている所が無く、急な斜面をスキーで横切りスキーを脱いで笹の斜面を歩きやっと尾根に取付く。ここは最初から夏道を歩く方が正解であった。ここから再びスキーで三ノ丸へ向かう。


三ノ丸への道より頂上

 尾根に取付いてからは雪もたっぷり残っており、また静かな山行きが楽しめた。後方の山は但馬中央山脈と呼ばれている妙見山、蘇武岳である。


三ノ丸への道より三ノ丸

 三ノ丸へ向かう道は4月からあまり減っていないようである、しかし5月の雪はやはり重い。


三ノ丸からの360度展望

三ノ丸に着くと、4月には大雪原であったのが嘘のように背より高い笹が起き上がり展望は無い、頂上の櫓に登ってみると、西尾根の北面には雪が残っているが南は笹の大平原であった。人も少なく静かなノの丸であった。

ここでゆっくり食事を取り、引き返す。頂上直下はスキーを脱ぎ夏道を登る。頂上にはもう登山大会の人達の姿は無く、スキーを楽しむ人が数人だけ、ここからスキーを履き東尾根を下る。神大ヒュッテ付近からは笹の先端が雪に埋まり環の状態でここにスキーが入ると顔面制動になる状態であったが、滑れるところまで滑って降りた。今年最後のスキーを楽しみ駐車場には16時前に着いた。


大段ヶ平駐車場 (徒歩)→ 頂上    1時間30分

頂上(スキー)  → 三ノ丸      1時間

三ノ丸(スキー)  → 大段ヶ平駐車場  2時間

    

                              GORO−


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