笠形山(あまのじゃく・名水コース=八千代町)
2001年4月8日
兵庫県多可郡八千代町
標高939m・二重ヶ瀧・勝負瀧・天邪鬼の力水・九輪草
天邪鬼の力水
笠形山は神崎町の「エコー笠形から」市川町の「笠形神社コース」「千人滝コース」が一般的であり私もこの「あまのじゃく名水コース」は始めてである。
八千代町から登る静かなコースである、登り口には二重ヶ瀧、途中にも勝負滝等の滝がある谷筋を登って行く。新しい林道を横切りなお谷を詰めて行くと写真の「天邪鬼の力水」に着く、ここから谷と別れ尾根をたどる。
力水を飲んでみた、うまい!山の湧水はどこでもうまい。
龍の背(尾根道)
尾根を上り詰めると縦走路へでる、ここから千ヶ峰への路を分ける。ここは岩が並んでいる様が龍の背に似ている、大山近くの甲ヶ山にも通称「ゴジラの背」と呼ばれる岩稜帯がある。
天邪鬼の挽岩
「大昔、笠形山にアマンヂャクがいた。笠形山から中町の妙見山に、橋をかけるため橋脚をたて橋板にすべく岩を板状に切り、いよいよ架橋にとりかかる段取りになったとき東の空が明けかけた。アマンヂャクは夜の生き物で太陽が昇ると駄目になるので残念ながらこの大架橋工事は、橋脚を立て、橋板を切って準備OKというところで夜が明けてしまったというのである。」と案内板に書かれている。
尾根道
笠形山より千ヶ峰へ続く尾根道は写真のように明るい雑木林の中を進んで行く。
頂上より千ヶ峰方面
登って来た方向を振り返る。千ヶ峰までの路は最近有志により開かれ途中ヒュッテを造る計画もあるようで、山頂小屋の腰板に案内図が貼り付けてあった。
所要時間
登山口(駐車場)→ 新林道出合い 1時間
林道出合い → 頂上 30分
GORO−