2001年５月13日

標高1309.9ｍ・小ズッコ1159ｍ・大ズッコ1273ｍ・残雪・河合谷牧場・ブナ林・国定公園

　今年はスキーで行けなかった扇ノ山に行ってきました。「ふるさとの森」コースから登るつもりでしたが、河合谷林道が開通しているか様子を見に行ったつもりが河合谷コースの登山口まで来てしまった。

　すでに10時半を過ぎていて駐車場には数台車が止まっていた、駐車場付近はベンチとレンガ造りのカマドがある。駐車場から林道を少し戻ると中国自然歩道の標識があり登山口になっている。

　河合谷コースを15分ほど歩くと、昨年テレマークスキーで登った小ズッコ小屋からのコースを合わせ気づかないうちに小ズッコを越え、大ズッコの急な登りにかかる。昨年スキーで登った時に苦労したきつい登りである。夏道コースはスキーのコースの西を平行に進んで行く。

大ズッコを越えると扇ノ山との鞍部にでる、ここから頂上へは雪原を登って行き見晴らし台に出る。天気は快晴だが見晴らしはあまり良く無い、鷲峰山、湖山池ははっきり見える、大山らしい？山も見えている。ここから頂上はすぐだ、頂上には10名ほどが休憩しておられた。

頂上から「ふるさとの森コース」を少し下ると肉眼で鉢伏山の頂上リフト小屋が見える。周辺のブナの新緑が素晴らしい。

　「ふるさとの森コース」側から見た頂上小屋、この小屋は２階建てで１階はトイレ、２階は土足厳禁のきれいな小屋である。一度泊まってみたいのだがなかなか機会が無い。

下山時、頂上と大ズッコの鞍部から見た大ズッコ、ブナの新緑がまぶしい。今日は快晴で残雪の白と青空のブルー、ブナの若葉の緑のコントラストが美しい。

ブナ林の若葉は直射日光を間接照明のようにやさしく変え、やわらかな光の明るい道を気持ち良く歩いて行く。

　　所要時間　「河合谷コース」から登る。

　　　　　　　　　登山口　→　小ズッコ山小屋分岐　　　15分

　　　　　　　　　分岐　　→　扇ノ山頂上　　　　１時間25分　　　　　　　　　．

　　　　　　　　　頂上　　→　登山口（3.2ｋｍ） 1時間30分　　　　　　　　．

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＧＯＲＯ−