多紀アルプス(小金ガ嶽・三嶽)
1998年11月8日
兵庫県多紀郡篠山町
標高 725m・793m・多紀連山・岩尾根・修験道行場・西紀町
少し紅葉の小金ガ岳
大嶢(タワ)と言う地名は撓むから来ている。いわゆる山と山の撓んでいるところ峠のことである。舞鶴道の丹南篠山口ICより篠山町の市街地を経て県道本郷篠山線を西紀町に向けて北上する。町境の峠の左手に展望台がある、この展望台に駐車して東に登ると小金ガ岳、西に登ると三岳へ着く。いずれも1時間以内のコースである。
小金ガ岳への岩場道
小金ガ岳は岩場が多く、多紀アルプスと呼ばれているのであろう。植林の杉林を抜け尾根に出ると写真のような岩場が現れる。これを越えると669mの独標に登り着く。
小金ガ岳登山道より三岳
振り返ると峠越に三岳が大きい。三岳への登りは単調な長い登りであることが解る。三岳は多紀連山の最高峰である。まだ紅葉には少し早いようだ。
岩の道
岩の上に赤と青が見えるが人である。あそこは小金ガ岳の北壁の展望台であり正面に大きな壁が見え、足元は切れ落ちている。次の写真が北壁です。
小金ガ岳の北壁
前の写真の岩場から見た北壁、少し紅葉が始まっている。壁は日陰になり垂直に切れ落ちている、ここを登りきれば頂上である。登山道は壁を避けて南面の急坂を登ってゆく。
三岳登山道から小金ガ岳
三岳の登りは木で仕切られた階段が長く続き、笹の中の急な道をひたすら頑張る。笹の道を抜けると写真のように小金ガ岳が見える岩場の道になり、石の祠がありすぐ下方には立派な避難小屋もある。まもなく頂上に着く、一等三角点があるが見晴らしはよくない、また電波塔の小屋もある。
所要時間(展望台・駐車場より往復)
展望台 → 小金ガ岳 50分(下山時40分)
展望台 → 三岳 50分(下山時30分)
温泉情報 峠を越えた西紀町の草山温泉「観音湯」
GORO−