滝山(那岐山連山)

   2000年7月2日 

岡山県勝田郡奈義町滝本字岩屋山

標高1197m・重要有形民俗文化財・瀧神社・女人結界石柱・雌滝・雄滝・奥の院の滝


滝山登山口

滝山登山口は那岐山登山口の西にある那岐池の近くにある、那岐池からは未舗装道路となりたぶん自衛隊(日本原演習場)の道で網の目状にあり非常に解かり難い。「瀧神社参道」の小さな石柱をたよりに迷いながらやっと登山口に着く。登山口には大きな広場があり車の駐車には困らない。

広場には「まむし注意」の札があちこちにある。写真は登山口で草に覆われた崩れかけた石の階段を登る、石灯篭の左には表紙のような女人結界石柱がある。登山道を進むとまもなく鳥居と狛犬がある。

さらに進むと、赤い鳥居が表れるがそこから始まる石の長い階段は一部壊れ上にある社?には行けない。登山道は階段の右を落石(階段の)に注意しながら進む。


瀧神社

登山道が長い階段を歩くようになる見上げると写真のような滝と瀧神社が現れた。自然の滝をうまく取り入れた神聖な感じがする小さな神社である。

滝の下へ行くと涼しい風が吹いており天然のクーラーである。側には小屋もあり登山道は小屋の横をさらに登って行く。


滝山頂上

神社までは沢沿いの道であったが、神社からはしばらく山を巻いて行き奥の院の分岐に着く、ここからはほとんど直登のきつい道になる。分岐からしばらく登ると5合目に着く。

登山道はブナの原生林を登って尾根に飛び出す。雷鳴が遠くに轟いていた。頂上は写真のように見晴らしは無いが一等三角点がある。左手に少し行くと「爪ヶ城へ」の標識がある。


入道雲

 雷鳴が近づいてきたので早々に頂上を後にする。


那岐山方面

 分岐点から見た那岐山方面、曇っていて那岐山は見えない。左のピークの斜面にはテント?かバンガローのような赤い屋根が20ぐらい見えた。


奥ノ院の滝

登って来た道を引き返す、登るより下りのほうが大変な急な道である。膝が笑い出して足が痛い。

奥の院への分岐に戻り沢沿いに登って行くと写真のような滝が現れる。滝は左右に別れ落ちている。

下山時は雷に追いかけられるようにして瀧神社まで下った。ここで昼食にしたがそのうち雨が降り出したので物置小屋?で雨宿りをして雷が遠ざかるのを待った。


  所要時間

    登り 約2時間半 (頂上まで)

    下り 約1時間 (駐車場まで)

                              GORO−


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