砥峰・峰山(暁晴山)

1997年8月30日

兵庫県神崎郡大河内町

標高1,077.1m(暁晴山)・県立自然公園・ススキの砥峰高原・長谷ダム


長谷ダム

関西電力の揚水式発電所のダムで、山上には太田池があり昼間は池から水を落とし発電し、水はこのダムに貯める。夜には電気が余るので、ポンプで太田池へ水を揚げる。

昔の太田池の見る影もなく、立派な貯水池に変貌している。


砥峰高原のすすき

高原の風は涼しく秋が忍び寄っているのが、肌で感じられる。すすきは高原の部分的に開き初めたばかりで、濃い銀色をしており、リンドウ、おみなえし等の秋の花も開き初めている。

昔から山焼きが壮大に行われ、春にはワラビ、ゼンマイが取れ秋にはススキの銀色の海になる、風が銀色の波を発たせる。


砥峰−峰山への道(私のMTB)

砥峰から峰山へのハイキングコースで、照葉樹林の中につけられ小沢をいくつも渡る、変化が多い気持ちの良い路である。しかし、残念ながら昔と違い2.5Km程度で林道になってしまう。その林道は車が多く、砂埃を巻き上げながら走っている。現在は林道でつながっているので、この路を歩く人は少ない。

県立、国立公園内に林道、スキー場、ゴルフ場を作り税金で自然を破壊し、動物を人間を破壊していく、日本はナショナルトラスト後進国である。ヨーロッパ諸国を見習う必要を感じる。


暁晴山頂上

頂上三角点は電柱?二本の間にある白い立て札のところにある。このほかNTTの設備が山頂を占拠している。昔は設備も小さく山頂の雰囲気は保たれていたが、今は山としての意味を持たない。

私がこの峰山へ初めて来たのは35年前である、その頃は上小田小学校前でバスを降り、登山道を時間をかけて歩いて登ってきた現在は、「かんぽ総合レクセンター」が出来て車であっと言う間に登ってしまう、さらに砥峰からの林道も出来て観光地である。


もすの大榎

樹齢数百年の榎木で、平成2年NHKで30分にわたり放映された。

この榎木は道路沿いにあり、川の方へ大きくねじ曲がっている。

(案内板の内容を紹介しました。)


フジキの巨木

南小田の立岩神社の森にあり、今年4月に県の環境緑地保全地域に指定されている。フジキの巨木が2本?あり、神社入り口に「立岩神社の大杉」の表示があるが、あまり大きく無い杉が境内に数本ある。神社裏には大きな樹木の森があり、昼間でも暗い。


  所要時間

今回は、観光地と変わらないので時間は不明。

今日の私の所要時間は砥峰高原で1時間、峰山高原で2時間。

                              GORO−


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