紀勢貨物(2089レ)中・南部

2013212

  機関車番号 1 DD51 1802 2 DD51 853

  紀勢本線  尾鷲〜相賀・新鹿〜波田須・二木島駅


尾鷲〜相賀

   初日は雨しかも午後から休みをとって出撃したので復路しか狙えず、カーナビで時間を見ながら相賀の高架橋に決める。 1日 1701 撮影。

   今回は終焉があと半月に迫って来た紀勢貨物の最後の撮影に350Km走行してやって来たが、生憎の春一番の強風で難儀した。


尾鷲〜相賀

   雨で暗いのでなるべく南部で撮りたかったが、時間的にここでしか撮れず。春一番が吹いた日で雨風の中撮影決行。 1日 1701 撮影。

   1月の往路の逆アングルで撮影、先客の車が停車していたので後ろに付けて時間を待ちライトで来たのを確認して車外で撮る。


新鹿〜波田須

   翌朝は最近お好みの熊野市の宿から出撃、RMに載っていた二木島で撮ろうと思ったがロケハンしていないので途中の新鹿の定番で初めての撮影。 2日 903 撮影。

   以前逆光を承知で撮ったこの写真に手前の岩が写っている。この場所に来るのは車がすれ違えない細い箇所がある酷道(国道)R311を通らなければならない、この先の二木島〜賀田間はもっと狭い場所が多く運転に気を使うところである。


新鹿〜波田須

   新鹿(あたしか)は撮り始めた頃2004年に好きなアングル、これの逆アングル俯瞰もお気に入りであった。 2日 904 撮影。

   この辺りは写真のように海と山が迫っている地形なので民家は段々畑と共に斜面に建っている、道路も海沿いと山上にありその間を狭い道路や歩行者専用の辿道が網の目のように作られている。


新鹿〜波田須

   新鹿・二木島は紀勢貨物が走る沿線で好きな場所である、終焉が近い貨物をこの好きな場所で撮ってみた。 2日 904 撮影。

   撮影地近くの山上に小さな集落があったので歩いて登って俯瞰出来る場所を1時間近く掛けて捜したが木が邪魔で線路は見えなかった。


二木島駅

   夕方の復路を二木島で俯瞰して見た、逆光を承知であったが線路も山陰に隠れた直後にトンネルから飛び出して来た。 2日 1628 撮影。

   国道の橋ではモロ逆光なので、高さが足りず一人で崩れかけた段々畑(果樹園跡)を登り最上段で撮影した。


二木島駅

    左の漁港にはまだ残り日が照っている、トンネルに挟まれた小さな停留所形式の駅を通過して行く。 2日 1628 撮影。   


二木島駅

    貨物は賀田へと続くトンネルに消えていった。明朝は写真左の対面に見える段々畑(果樹園跡)の雛壇で撮影する予定である。 2日 1628 撮影。

    復路はこれが最後の撮影となった、2003年初めて電車で多気駅下車し櫛田川でコンデジ撮影して以来20回余り通ったがいよいよ終焉を迎える。


 今年2013年3月改正(14日)で廃止が発表された。

 年末年始と盆、夏季に荷主の工場点検のため運休あり。通常は土・休日も運行。

   新宮のひとつ手前の鵜殿にある紀州製紙のロール紙を紀勢本線・関西本線・伊勢鉄道・東海道本線経由で稲沢へ輸送、更に東京に運ばれているようです。

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