飛行機の窓から54(女満別→新千歳)
2023年7月07日
おけと湖(置戸町)
道道88号線(本別留辺蘂線)は本別と留辺蘂を結ぶ冬季閉鎖の道路で国道273号(帯広紋別線)とほぼ平行に走る道路で両方の道路は大雪山系を越える山岳道路であり国道273号線は三国峠(1139m)、道道88号線は東三国山峠(700m)を超える、それ故に沿線の民家が少なく最近では珍しく共に携帯電話が通じない区間が長い道路である。シマフクロウ目的で芽登温泉に行っていたころ知床〜本別〜芽登〜北見〜女満別空港の道は何回も走りました。
大雪山
大雪山が見えてきた、今年は初春に行った旭岳の雪はすっかり溶けて夏山になっていた。厳冬期の大雪山の同景色がこれ。
タウシュベツ川橋梁(糠平湖)
何回か訪れた旧士幌線のタウシュベツ川橋梁が小さく見える、国道273号は上で書いたように十勝と上川を結ぶ北海道の国道最高地点の三国峠を越える。
糠平湖
三国峠に続く国道273号は糠平温泉を抜け糠平湖に沿って高度を上げてゆく。幌加ダムの近くに秘湯の幌加温泉(素泊まりのみ)がある。
大雪山・トムラウシ山
北海道の屋根 大雪山(白雲岳)から左に伸びる尾根はトムラウシ山を経て十勝連峰に繋がる、手前は東大雪の山々。
東大雪湖と十勝ダム
トムラウシ温泉(登山口)に向かう道道718号は十勝ダム、東大雪湖を通り十勝川を遡る。
サホロリゾート(新得)
新得から狩勝峠に向かう国道38号沿いにサホロリゾートがある、サホロリゾートにはスキー場、ゴルフ場、ベア・マウンテンがある。ベア・マウンテンには1回行ったことがある放し飼いのヒグマをバスや遊歩道で見られる、知床五湖の木道と同じである。狩勝峠は道東自動車道の開通前によく通った道で、日高山脈の北部を超え新得に抜ける道道136号は今でも途中で途切れている。占冠、鵡川に向かう近道の国道274号は狩勝峠より過酷な日勝峠を超える、この峠道も何回か走ったことがある。
北海道は峠も多く特に印象に残っているのは三国峠(1位1139m)、石北峠(3位1047m)、日勝峠(4位1022m)、北見峠(6位857m)、知床峠(14位738m)、見返り峠(17位688m羅臼)、藻琴峠(20位648m)、足寄峠(21位627m)、狩勝峠(22位644m)、釧北峠(25位594m)、金山峠(31位502m)、日高峠(33位499m)、美幌峠(34位493m)、根北峠(35位491m)、池北峠(‐位400m)、である。
シューパロ湖(夕張)
夕張市のシューパロ湖には三弦橋と呼ばれる幻の橋梁があります、正式名称は「下夕張森林鉄道夕張岳線第一号橋梁」。全長381.8mで三弦トラスと呼ばれる断面が三角形の世界的にも珍しい構造の橋梁である、ダム湖を渡って木材輸送をするため1958年架橋された。1963年に夕張岳線が配線になり、わずか6年でその役割を終えたが大夕張のシンボルになっていた。しかしシューパロダムが完成して2015年3月に水没、数年に一度の渇水期のみに姿を現す「幻の橋」になりました。(Googleマップにも表示が出ています。)