北海道ちほく高原鉄道(ふるさと銀河線)
2006年1月21・25日
北海道ちほく高原鉄道(愛称:ふるさと銀河線)は、旧国鉄「池北線」で帯広に近い池田と北見140Kmを結ぶ第三セクター運営のローカル線です。赤字経営で、
今年4月廃止が決定されている。今回は乗り鉄で21日北見→池田→釧路、24日釧路→池田→北見と往復しました。写真は21日北見駅、乗り鉄途中で撮影、25日は石北貨物の撮影を終えて北見駅近くの銀河線車庫周辺で撮影。
北見駅・利別駅・北見駅に近い車庫周辺
北見駅の自由通路から713D
女満別に着きバスで北見へ今日は銀河線の北見発14:28発の普通列車で池田経由で釧路に向かう予定。時間があったのでいつも行く駅の自由通路で石北貨物、普通列車そして銀河線を撮影、定刻に池田発の713Dが到着。 1月21日 12:54 撮影。
北見駅の自由通路から713D
池田を9:55発で北見まで3時間を要する、折り返しの置戸行になるのか?乗りこまれている人が見える。もう1両が隣の線路をゆっくり通過。 1月21日 12:56 撮影。
北見駅の自由通路から713D
車輛の前は北見駅のホームで行き止り、終着駅らしくて好ましい。 1月21日 12:57 撮影。
北見駅の自由通路から
13:21発置戸行が発車した後、先ほど横を抜けて網走方向へ行った列車が戻って行った。 1月21日 13:23 撮影。
北見駅の自由通路から
次ぎに置戸からやって来たラッピング車両が定刻に到着、999イエロー号(スリーナインイエロー号)である。 1月21日 13:42 撮影。
陸別駅停車中
置戸から陸別までは交換出来る駅が無い、北見〜池田直通列車は必ずここで交換する。7分の停車なので車外に出て撮影、今日は日曜日で銀河線乗り鉄の方もかなり居られ写真を撮って居られた車内は満席に近い混み様である。21日 15:50 撮影。
一度は乗ってみたい路線であったので車窓が楽しめる時間帯に乗る計画を立て廃線直前でようやく実現出来た。ラッピング列車には飲料水の自動販売機が設置されている。
陸別駅停車中
列車名の999イエロー号(スリーナインイエロー号)はこのラッピングのように髪の毛が黄色の車輛と白い車輛(999ホワイト号(スリーナインホワイト号))があるようだ。以前一度だけ(写真では解かり難いのですが!)ホワイト号を見かけたが今回は見かけなかった。 21日 15:50 撮影。
陸別駅
交換する陸別15:58発の帯広発北見行の快速「銀河」がやって来た、「快速 北見」の行先表示板が見える。 21日 15:51 撮影。
陸別の駅には「日本一寒い町」の看板があった。「ふるさと銀河線の旅」で各駅の紹介がされています。
車内(運賃表)
33駅の表示がある所要時間3時間はうなずける、私は池田往復であったがお得な北見〜帯広間の「銀河線GO!GO!往復割引キップ」6500円を購入した。北見駅では銀河線専用の自動きっぷ販売機が設置されている。 21日 15:54 撮影。
池田駅
やっと池田駅に到着、乗ってきた999イエロー号を撮影。暗く寒い駅の外をウロウロ時間潰し、根室本線の18:00発普通で釧路に向かう20:20着。 21日 17:29 撮影。
池田駅
上の写真と同じ、この後列車は回送されて行った。(運転手の方と保線の方?が乗りこまれている) 21日 17:30 撮影。
池田駅
池田駅の駅名標、廃線になれば「(ふるさと銀河線)さままい」の文字も消える。21日 17:50 撮影。
帰りは23日に池田発18:01発に乗車、窓に付く曇りは氷になり指でこすっても取れずかき氷を作っているような感じです、また窓の金属部分は車内でも白く霜が付き真っ白になり窓から離れて座らないとかなり寒く感じます。乗客の状況は本別〜足寄〜陸別の間は通学の学生で賑わいましたが後はガラガラ、車内は4〜5人の時が多く池田から通しで乗っていたのは2人だけ・・・小利別駅の温度計は−14.9℃を表示していた。北見着20:55。
北見駅近くの銀河線車庫付近
北見駅に近い銀河線の車庫の前にザリガニDD14 312、ラッセル”キ”他が保存されている公園があり立ち寄って撮影していると999イエロー号がやって来た。 25日 9:57 撮影。
北見駅近くの踏切より
先ほどの列車が北見駅より回送されて来た。手前の線路が銀河線の本線、走っているのは車庫へ入る側線。25日 10:09 撮影。
北見駅近く
アップでもう1枚、これが私にとっては恐らく最後の見納めになるであろう銀河線の車輛であった。 25日 10:09 撮影。
「ふるさと銀河線」は2004年6月に最初の撮影、同年8月2回目、2005年4月に3回目、そして4回目の撮影となった。2005年の10月は帯広に向かう途中に夜の駅巡りと大誉地で列車を撮影しています。(後日公開予定?)