江差線(木古内〜江差2014年4月廃線)
2014年4月30日
帯広貨物(DD51 1135)
廃線まで12日、初めて訪れた江差駅に行って見た廃線が近いのに以外と静かな駅と沿線であった。
江差線は五稜郭駅(函館市)〜江差駅を結ぶ北海道南部の鉄道、北海道新幹線開業(2016.3.26)に先立ち2014年5月11日に廃止になりました。
江差駅構内
江差駅構内、遠くの山々に残雪が残る。1日6往復ぐらいの列車が走っているが2011年は北海道の中で輸送密度が最低になったようだ。
終着駅のシンボル
江差線の終着の車止め、私が撮影した道内の車止めは少ないが日高線の様似駅の車止め、宗谷本線の稚内駅2008年(現在は駅が新築されモニュメントになっている)、根室本線(花咲線)の根室駅 等が印象深い、ちなみに北海道新幹線の函館北斗駅現在の車止めはこれ。
江差の街をバック
日本海と江差の街を後に津軽海峡に向けて出発して行く。
開陽丸
上の写真の左上にある帆船は戊辰戦争で脚光を浴びた旧幕府軍の戦艦で江差沖に沈んだ開陽丸が再現されている、列車撮影待ちの時間があったので船内も見学した。
宮越駅
江差から5つ目の駅でここまでは平地を走って来るが、宮越駅を過ぎると山の中に入って行き峠を越え木古内に向かう。
「あまのがわ駅」
上の写真に写っているが天野川沿いに線路が走っており通称「天ノ川駅」があるが正規の駅で無いので列車は停まった事が無い駅。(地元有志で作られた)
天野川の鉄橋
宮越〜湯ノ岱間の鉄橋、この辺りは民家も少なく道路沿いで山深い雰囲気がある。ここで撮影した動画。
神明駅入線
神明駅からは区間最長距離で次の吉堀駅まで峠越えとなり道路からも離れた場所を走る。
神明駅停車
神明駅は山深い場所にあり、小さな集落がある無人駅で写真は江差行列車。
ここからは峠を越える
神明駅を出発、峠に向かう列車。ここからは道路と線路が離れてしまうので木古内手前まで撮影は出来ない。
木古内駅近くで新幹線(この時点では未開通)と並走
峠を越えて来た列車は北海道新幹線の高架橋としばらく並走して木古内駅に向かう。北海道新幹線の開通は2016年3月26日でこの撮影日の2年後である。
特急
スーパー白鳥
江差線のきっかけになった北海道新幹線は2016.3.26に開通したが、この当時は新幹線工事が一色であった。新幹線開通後はこのスーパー白鳥も廃止になった。レールが3本見えるが新幹線は広軌道なので外側のレール、内側のレールは貨物列車用(既存のレール幅)である。
特急
白鳥
新幹線開通時にはこの特急白鳥、カシオペア、トワイライトEXP、北斗星の寝台列車が廃止になった。海峡線を走る寝台特急3本の動画、函館本線を走る動画。
訪問は連休で寝台特急の廃止が決まったのでグリンピア大沼(4泊)を拠点に道南で寝台列車を中心に撮りに行った時に立ち寄った記録。