北上・横手・角館・盛岡(JALどこかにマイル・その3)花巻空港着発
2022年1月08〜10日
北上→横手→大曲→盛岡の乗車券
翌日北上線が動いていたので、上記の周遊切符を購入して10:03発の北上線に乗り横手に向かう。列車は2両編成で空いていてBOX席に一人ゆっくり車窓を楽しめた横手着は11:15(昼食:横手焼きそば)12:56→大曲13:13-39→(秋田新幹線)→角館13:49 (武家屋敷街散策)15:25→16:56盛岡着の列車旅であった。
今回は「JALどこかにマイルの3回目、前日花巻空港に15:30頃着バスで7分のJR花巻空港駅(近距離だが歩けない)へ、16:02発の北上駅行きで北上駅16:19着で駅前のホテルに到着。ちなみに花巻空港は盛岡駅より北上駅の方がはるかに近い、バスでは盛岡駅まで45分かかる。
北上線の終着駅の車止め(北上駅)
最左の私が乗車する10:03発の列車が停まっているホームが北上線、真ん中の列車は東北本線下り列車、最右には貨物列車も停車していた。
2006年廃線になった北海道のふるさと銀河線(北見駅)の車止め(雪に覆われている)、2014年廃線になった江差線(江差駅)の車止め、昨年2021年大部分の廃線が決定された日高本線(様似駅)の車止め、宗谷本線(稚内駅)の前の車止め(現在は駅の新築で立派なモニュメントになっている)、根室本線(根室駅)の車止め、の写真があった。
北上線の列車から
北上線は岩手県北上駅(東北本線)と秋田県横手駅(奥羽本線)を結ぶ豪雪地帯の山越の路線で、冬は大雪になるとすぐに運行停止になる路線である。写真は北上川の支流の和賀川で周辺には錦秋湖、「ほっとゆだ」等の温泉地が点在する。ここ北上線で2008年列車撮影をしたのがこれ、懐かしい車窓を眺められた。
この峠越えの風景が似ている路線が少し南にある米坂線(奥羽本線の米沢駅と羽越本線の坂町駅を結ぶ)であり、2004年3月初めにいったのがこれ。
北上川は八幡平から盛岡市、北上市、奥州市、一関市、登米市を通り石巻市で太平洋にそそぐ東北で最大、全国でも4番目の規模の河川で日本の河川では勾配が緩い特徴がある。
北上線終点表示(横手駅)
横手で見かけた北上線の表示板、北上駅から全長61.033Kmの路線のようだ。横手と言えばB級グルメの焼きそばが有名なので駅前の有名店で昼食を取る。
横手駅のビルは新しく1階は広い横手駅東口総合ラウンジ観光案内コーナーがあり誰でも自由に入る事が出来る、空いていて列車の時間待ちには良い場所です。2階が駅の改札口、待合室もあります。
横手駅構内
横手はかまくら発祥地で豪雪地帯であり、2008年今は無い国鉄型ラッセル車を撮りに来たのがこれ。
秋田新幹線(大曲駅)
横手から大曲に行き田沢湖線は普通列車が少なくやむを得ず新幹線の自由席に乗り、角館に向かう。
秋田内陸線の角館駅(終着駅)
秋田内陸線の駅がJRの横にあり内陸線の存在を思い出した、2004年6月に撮影した内陸線がこちら。ここから歩いて武家屋敷通りに向かう。
秋田内陸縦貫鉄道は大館市近くの鷹巣駅から角館駅間の94.2Kmの路線で、マタギの文化に触れられる仁マタギ駅も有名駅。
武家屋敷群の看板
駅からスマホを頼りに武家屋敷通りに向かう、重要文化財のマークが付いた保存地区の看板があった。
武家屋敷通り
駅からはそんなに遠くないが道路が雪融け状態で車が通ると雪を飛ばすので、なるべく車が通らない道を歩く。歩道も雪が深く歩くのに時間がかかった。雪景色の武家屋敷を見たかったのですが、やはり春の桜の咲く頃、秋の紅葉シーズンが良いと思います。
田沢湖駅
盛岡に向かう普通列車が田沢湖駅で新幹線に追い抜かれるので、ホームに降りて撮影。今回は少し期待していたラッセルを見られず残念でした。
ホテルの窓から盛岡駅前と岩手山
帰る日の早朝、解り難いですが右上に思ったより近くに岩手山が見えていた。駅前7:25発のバスで花巻空港8:10着、9:00の伊丹行きで帰って来ました。
今回の旅では角館で秋田内陸鉄道の駅を見て全線を乗って見たくなり、懐かしい大館周辺にも行って見たくなりました。大館周辺での鉄道撮影はこれ。