石巻線貨物(ワム) DE10 1591・DE10 1182・DE10 1130・DE10 1
2005年5月28日
小牛田(こごた)から石巻駅、機回し後仙石線の陸前山下駅経由で石巻港にある製紙会社への紙製品輸送。
土曜日、休日は一部運休あり。石巻線 涌谷〜前谷地、前谷地〜佳景山、曽波神〜鹿又 : 仙石線 陸前山下〜石巻港
5681レ(涌谷〜前谷地)
朝1番の下り貨物、キツイ登り坂を登って来る5681レ。貨物時刻表には「紙返空」と書いてありワムのみの編成かと思ったがDE10 1182牽引のコンテナ+ワムであった。(2003年から混成編成となっているようだ) 曇り 6:00 撮影。
東北本線小牛田駅から石巻線、仙石線を経由して石巻港にある製紙会社への専用貨物で、最近ではあまり見られなくなったワム80000が活躍する貴重な貨物列車。その他石巻港駅までの一般コンテナ貨物もあり臨時を含めると平日は実に10往復が運転されている。
5681レ(涌谷〜前谷地)
前夜は古川駅前で宿泊、レンタカーで早朝に調べていたこの場所にやって来て列車を待つ。石巻線は田園地帯を走るがこの先に唯一のトンネルがある。また前谷地から気仙沼線が分岐しているが田園地帯を走るローカルな路線である。 曇り 6:00 撮影。
ここは現在道路工事中であり、私の想像では今回撮影した跨線橋とその先にある峠のバイパス工事のようだ。
5683レ(涌谷〜前谷地)
2番目の紙返空貨物はDE10 1182牽引ワムが前、後がコンテナの編成でやって来た。上の写真に写っている小さな鉄橋の土手から撮影。ワムの長い編成が見事である。 6:50 撮影。
5683レ(涌谷〜前谷地)
上の振り向きカットでワムを強調、旧北上川の支流の小さな鉄橋を渡る。曇り 6:50 撮影。
5682レ(石巻駅)
3本目の紙返空列車まで時間があるので石巻駅まで追っかけ、機回しを撮影。曇り 7:17 撮影。
駅は2回立ち寄ったが不思議と普通列車は見かけなかったが、やはり本数が少ないのか?
5682レ(石巻駅)
石巻駅で機回しを終えた貨物は仙石線の電化区間を陸前山下駅まで走行、貨物専用線に入る。
石巻港にある製紙会社内のワム
貨物を追いかけたが街中で交通量も多いので見逃した仕方なく石巻港へ行って見た。港には材木が積んであり、巨大な製紙会社があり写真のようにワムとコンテナが多く留置されていた。 曇り 8:00 撮影。
5660レ(曽波神〜鹿又)
土曜日で運休が多く次ぎの貨物まで時間があったので、石巻市内の吉野屋で朝食R45の跨線橋から上り貨物を撮影、時刻表では化学薬品返空とあるがコンテナ編成である。 曇り 9:39 撮影。
遠くに見える陸橋は三陸縦貫自動車堂(有料)に接続するR45のバイパスと愛宕山。
650レ(佳景山〜前谷地)
次ぎの貨物は前谷地駅で交換?のようでまだ時間があるので小牛田の方へロケハンする、跨線橋ぐらいしか撮れそうな所は無かったので再び前谷地付近に戻って上り650レを待つが来たのは写真のような空チキ。やはり土曜日の宿命か?上りを撮るため朝一番に撮った場所に向かう。 曇り 11:16 撮影。
5685レ(涌谷〜前谷地)
時刻表では紙返空の3本目5685レであるがコンテナ編成の列車がやって来た。紙輸送(紙返空)もネット検索では2003年以来ワム+コンテナの編成になったようだ。 1日曇り 11:41 撮影。
考えて見れば紀勢本線の鵜殿、城端線の二塚への貨物も紙製品の運搬であるが普通のコンテナである、時代と共に変化しやがてワムが無くなる日も近いのかも知れない。新潟〜首都圏への紙輸送にもワムの残っている路線があるようだ。
5685レ(涌谷〜前谷地)
朝一番に撮影した地点を通過して行く、横から見ると勾配は思ったほどキツクは無い。
この後列車を追いかけるが石巻駅までノンストップなので追い付かない。
5685レ(陸前山下〜石巻港)
追いかけて石巻駅へ行き列車を確認後、ここ製紙会社の専用線境界で待つことにした。列車は混み合う市街地を陸橋で越えてやって来た。 曇り 12:38 撮影。
5685レ(陸前山下〜石巻港)
ここはJRF線?と製紙会社の専用線との境界部分、貨物はゆっくり通り過ぎる、廻りは住宅街である。 12:39 撮影。
5685レ(陸前山下〜石巻港)
長いコンテナが踏切を超えるとそこは終点の製紙会社の構内。 曇り 12:40 撮影。