楓駅 石勝線(2004年1月26日 天候 晴)

2004年1月26日

 2004年1月21〜27日の冬の北海道へ、石北本線・千歳線・根室本線・石勝線・室蘭本線・函館本線の貨物列車を撮りに行きました。その時の下車駅、釧路湿原とSL、貨物中心に特急、ブルトレ、普通列車その他の記録です。

石勝線 楓駅の詳細 ※楓駅は2004年3月末で廃止される事が決まっている。


上り「とかち」から撮影した占冠駅の駅名標

 帯広7:52発の「とかち4号」の車内より撮影。楓駅が廃止されれば、この駅名標も変更される。


上り「とかち」から撮影した楓駅待合室

「とかち4号」で新夕張に向かう車中より撮影した楓駅待合室。

石勝線の新夕張〜新得間の普通列車は、新夕張6:45発、楓6:54着、折り返しの楓7:02発 新夕張7:08着の一日早朝1本の運転だけである、しかも日曜日は運休である。この貴重な?普通列車も、今年3月末で廃止又は休止される楓駅と共に消える。

新夕張〜新得間は現在もそうであるが特急のみの運行となる。(「青春18きっぷ」でも、この間は特急に乗車可能)


新夕張駅の駅名標

 新夕張駅ホームにある駅名標には「とみさと」そして、「かえで」「ぬまのさわ」の表示(写真右)。のりかえ案内板にも「楓」の字がある(写真左)。この駅名標も4月からは変わってしまうだろう、まあ、現在でもあまり役立ってるとは思えないが?。


新夕張駅ホームから楓方面

  新夕張駅の3、4番ホームから楓方面、1、2番線は夕張に延びている石勝線の枝線のホームである。枝線はこの写真の左手方向に分岐している。


新夕張駅の案内標

 駅の「のりかえ案内板」にも「楓」の表示がある。しかし、早朝の1日1本では???。 


新夕張駅待合室の定期運賃表

  ここにも「楓」があるが、1日1本早朝運転の列車に定期購入者はいるのか???。

  小学生、中学生と表示にあるので、新夕張駅周辺には学校が無いようだ?


新夕張駅とスーパーおおぞら

  新夕張駅には「スーパーおおぞら」は1日1往復しか停まらない、「とかち」は全て停車する。


新夕張駅になる前の駅名標

  石勝線は1981年に道央と道東を短時間で結ぶため開通した比較的新しい路線である。石勝線のうち,追分−夕張間は旧夕張線を利用している。その旧夕張線で使用されていた駅名標が新夕張駅の広場に保存してある。今でも地名は「紅葉山」である。

 石勝線は南千歳〜新得間と支線の新夕張〜夕張間である。本線の新夕張〜新得間はトンネル、橋梁が多く道路とも立体交差で踏切は無い、この間、駅も「楓」「占冠」「トマム」の3つしか無いので、信号所が11箇所も設置されている。(信号所とは列車が交換する為駅と同じ設備がある施設)。また石勝線の特徴として列車交換に必要なポイントを雪から守るシェルターが全ての駅、信号所に設置されている。


新夕張駅

  新夕張駅は写真のように高台にあり、バス停は階段の下にある。階段は片方のみ除雪してある。車は写真の右側を迂回する道路があり駅の前まで行ける。


夕張バス楓駅前停留所

  手前の道路は国道、楓駅待合室のすぐ右にバス停がある。待合室の手前が3番線の線路があり、向こう側に3番ホームと駅名標が見える。3番ホームの線路は待合室の左で行き止まりであり車両止がある。。


楓駅3番線と待合室

  写真の右(黒い帯)が国道、道の傍にはバス停も見える。左の2本の線路が本線である。新夕張からの普通電車は奥のトンネルの様に見えるポイントのシェルターを抜けると本線から外れ待合室右の線路に入線する、手前の青いフェンスの中に車両止が見える。


楓駅3番線と待合室

 駅の3番ホームに立つ、写真奥が車両止。


楓駅3番線の駅名標

  3番線の駅名標は新夕張のみ。


楓駅待合室の運賃表

 待合室の掲示板にある運賃表。放送設備もあり何故か新夕張駅のアナウンスが流れていた。


楓駅1番ホームから新夕張方面

  楓駅の下り1番ホームに立つ雪が深い、写真奥の3番線の待合室の近くから来られる。左が本線でこの辺りには柵がある。ホームには写真のように雪の上に歩いた跡があるが、信号所の建物に定期的な点検に訪れておられる人のものである。当日も来られていた。

 楓駅のホームの番号のつけ方は変則で、1番がこの下りホーム、2番は左手にある上りホーム、3番ホームが奥にあり車両止がある。


楓駅1番ホームから占冠方面

  1番ホーム(下り)から占冠方面を望む、写真奥にシェルターが見える。写真右の電柱がある所が上り2番ホームで柵は無い。上下線の間はホームの様に見えるが雪堤である。このホームの先左側に信号所建物が見える。


楓駅2番ホームの駅名標

  1番線から2番線のホームと駅名標。この駅名標には「占冠」「新夕張」の駅名が表示されている。ホームが雪で埋まっている。2番線へは下記の写真の降口のシェルターが使用困難の為、行くことが出来なかった。


楓駅2番ホームへの降口シェルター

 跨線橋から見た2番(上り)ホームとホームへ降りる階段シェルター。立派なものである。


跨線橋より1番ホーム

 跨線橋から見た1番(下り)ホームと信号所建物。駅名標も確認出来る。


楓駅2番ホームへの降口シェルター入口

 跨線橋を渡り2番ホームの降口に行ったが、入口扉のガラスは壊れ雪に埋もれ通行不能状態。


新夕張から追分への列車内

  石勝線の普通、新夕張発 追分行の車内は御覧のような状態。最前列に一人乗客が居られるが写っていない、私と二人の乗客で途中の4つの駅でも乗降客は無かった。


【5日目】2004年1月26日(月)

 

  帯広(泊)7:52発→新夕張9:39着−バス10:45発→楓駅前10:55着(貨物・JT・おおぞら撮影)→バス楓駅前13:39発→新夕張13:49着−14:00発→追分(入浴)→風来坊さんの車(貨物撮影)→南千歳17:19発→函館20:14着(泊)

 

    

   

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