晩秋の知床
2007
年11月04日今回は貨物列車撮影の他、鮭が川に登るこの時期に現れる冬眠前のヒグマの撮影に知床に行った記録。
朝の知床連山
知床斜里からウトロに向かう知床国道から見た朝の知床半島、晴天でオホーツク海も青く美しい。知床を訪れたのは今回で4回目、世界遺産になる前の夏に初めて羅臼でキャンプ、知床峠を越えウトロで観光船に乗ったのが3年前。 7:59 撮影
前日は旭川空港から250Km離れた知床斜里のホテルに向かい宿泊。観光シーズンも終わり斜里の町も寂しい、もうすぐ訪れる冬のオホーツク海は鉛色で最果てを感じさせる。
知床の紅葉
朝から車の中で熊を待ち続けるが昼を過ぎても現れない。出てきたのはエゾ鹿ばかり、川の中を見ても鮭は姿は見えなかった。 12:37 撮影
熊は出て来なくても快晴の知床の自然の中にいるのは気持ちが良い。
落葉松と羅臼岳
じっとしているのに飽きてきて知床五湖の方に向かう。北海道の落葉松の紅葉は初めて、冠雪との組み合わせが良く似合う。 13:44 撮影
落葉松とエゾ鹿
今回の目的のひとつは落葉松の紅葉、エゾ鹿が冬に備え黙々と草を食んでいる。 14:00 撮影
エゾ鹿
道路わきにはエゾ鹿があちこちにいて人が近づいても逃げない、ジッーとこっちを見ている。 14:03 撮影
北きつね
最近は少なくなったキタキツネも現れた、久しぶりに出会った。14:11 撮影
川を渡るエゾ鹿
獣道で待っていると次々とエゾ鹿が現れる、川を渡って対岸の山に消えてゆく、熊は未だに現れず。 14:24 撮影
お日様も傾く16時まで粘ったが旭川まで帰らなければならず、時間切れで引き上げた。
ベア・マウンテン
今回は出会えなかったヒグマ、これは7月に行った狩勝峠のベア・マウンテンのヒグマ、広大な園内に飼育されている。入園者が金網に囲まれた高所の通路を歩いて見学する。
注意!
北海道、特に知床周辺は熊の密度が高く私も林道を車で走行中に出会ったことがある、北海道の至る所に「熊出没注意」の看板が目立つ。本命の趣味の列車を撮るために山に登る事が多いので鈴、笛、クラッカー等を常備していたが、今回初めて熊避けスプレー「カウンターアソールト」を買った。
北海道に限らず最近は本州にも現れた話を良く聞く、山に入るときは上記の他小型ラジオを大音量で鳴らすとか命が惜しい人は注意が必要である。尚スプレーは航空機に持ち込めないので宿泊先のホテルに宅配便で送る方法しか無いようだ。