野付半島の動物達(トドワラ)
2013
年5月01日恒例の
GW北海道旅行、今年のコースは新千歳→豊富温泉(2泊)→知床斜里→(トドワラ)→釧路→東室蘭(2泊)→新千歳とオホーツク廻りをしました。野付半島のタンチョウ
国道244号線の雪の根北峠を越え標津に出るとすっかり雪も消えていた、国道から別れ野付半島に入り最初に見つけたタンチョウ。昨年はここから近い標津原野の湿原でも見掛けた、タンチョウは釧路湿原だけでなく冬以外は道東でも広く見られるようだ。釧路湿原や風蓮(ふうれん)湖を中心に、霧多布(きりたっぷ)湿原、別寒辺牛(べかんべうし)湿原などでも見られるようだ。
豊富温泉からはオホーツク海沿いを南下したが季節外れの雪が降っていた、昨日は知床斜里に宿泊雪が降っていたので駅の近くの小さな食堂で夕食をとったが美味しかった。
野付半島から国後島(北方領土)
野付半島から国後島が思ったより近くに見えていた。羅臼峠からは何回か見られたが平地から見たのは今回が初めてであった。
ナラワラ
トドワラとは立ち枯れたトドマツ林の跡で腐敗が進みだんだん見られなくなって来ている、ナラワラはナラの木が立ち枯れた跡で今はナラワラの方が多く見られるようだ。
道道
950号線終点トドワラ食堂から半島の先端に進むと写真のように灯台の手前で一般車立ち入り禁止になっている。ちなみに昼食はこの食堂のトドワラ定食を食べたが海の幸ボリューム満点で美味しかった。
エゾシカの群れ
ここにもエゾシカが群れていた、海岸近くで見たのは珍しい。
オジロワシとトドワラ
オジロワシが食べ物を持って飛んで行って食事中である、遠くの対岸は別海町の町並みが見える。
朝に別海町の港から観光船が出るとWEBで見て時間に行って見た、観光船は停泊していたが乗船客が少なく中止と聞きガッカリ。
ナラワラと水鳥
立ち枯れた殺伐とした風景と動物がいたる所で見られる野付半島。観光地では無い雰囲気である。
オジロワシ
この時期だからだろうかオジロワシが10羽以上見られた、こんなに多く見られるとは思わなかった。これはペアだろうか?
オジロワシ
オジロワシは流氷の頃にはオホーツク海沿岸で多く見られ常紋でも何回か飛んでいた。流氷が去ったあとは知床ぐらいしか見たことは無かった。
タンチョウつがい
帰り道に来る時にタンチョウを見かけた付近で注意して見るとペアが餌をついばんでいた。 野付半島もラムサール条約登録地になっている。