鶴居村の丹頂(冬季)

2015031216

   今回は何度も訪れた釧路であるがまだ行った事が無い鶴居村の丹頂の給餌が行われている「伊藤 タンチョウ サンクチュアリ」に立ち寄って標津・羅臼に向かった。   


kita39/Dscn6911.jpg

伊藤 タンチョウ サンクチュアリ

    羽田で乗継ぎ釧路空港1330分着の予定が少し遅れた、給餌時刻が14時半と書いてあったので急いで伊藤サンクチュアリに向かったがここでは朝9時のみの給餌のようだった。それでも写真のように多くの丹頂が餌場に留まっていた、聞いたところによるとシーズンは既に終わって集まって来る丹頂はかなり少なくなっていたようだ。


kita39/Dscn6913.jpg

初めて近くで撮れた丹頂

    今まで何度も丹頂は撮影していたが側に寄ると遠ざかる神経質なイメージであった、ここでは安心して人を恐れないようになっているようだ。

    今回宿で北海道特集の丹頂餌付けのテレビ番組を見たが丹頂を保護が行き過ぎ人を恐れないようになり牧場などで牛のエサを食べて生活をしている丹頂が増え、交通事故にあって命を落とす丹頂が増えて来たと言っていた。給餌が行われているのは冬場だけのようであるが今後保護の在り方が論議されるようである。


kita39/Dscn6916.jpg

天気も良く撮影日和

    人を恐れなくなって来ていても人の近くには寄って来ない、左の頭・首が茶色の丹頂は幼鳥である。


kita39/Dscn6925.jpg

雪と丹頂は良く似合う

     雪原の丹頂は白と黒の体と頭の赤色が生え美しい、極寒の頃にはダイヤモンドダストの中でこんな風景が見られると思うと来年は是非来てみたいと思いました。


kita39/Dscn6927.jpg

雪と丹頂は良く似合う

     丹頂はペアで生活をしていると聞いていたが、その通りのようでペアで行動する姿が多く見られた。


kita39/Dscn6932.jpg

伊藤 タンチョウ サンクチュアリ

    鳴いているもの、飛んでくるもの、エサを夢中でついばむもの丹頂は見ていて飽きない。シーズンは過ぎたとはいえ十数人のカメラマンが動こうともせずシャッターチャンスを待っておられた、私は標津に夕方までに着きたいので30分程で餌場を後にした。


kita39/Dscn6939.jpg

飛んでくる丹頂

   丹頂が山を越えてペアで飛んでくる様子が何回も見られた。


kita39/Dscn6955.jpg

ペアの求愛ダンス?

    飛んできたペアは求愛ダンスを見せてくれた。


kita39/Dscn6957.jpg

また別のペアが飛んできた

    別のペアが飛んできた、冬は雪に覆われエサを取り難いためこの時期のみ給餌を実施しているようだ。


kita39/Dscn9252.jpg

朝日が昇って来る

    早朝の伊藤 タンチョウ サンクチュアリに行って見たが丹頂の姿は無かった、雲の切れ間から見事な朝日が昇る

    最終日早朝に釧路のホテルから鶴居村に行って見た、レンタカーを返すのが1030分(1130の羽田便)だったので朝食前に散歩のつもりで出掛けた。


kita39/Dscn9266.jpg

音羽橋からの風景

     厳冬期には丹頂のねぐらになっている雪裡川に架かる音羽橋は有名な撮影ポイント。オフシーズンになっていたが数羽の丹頂が見られた。


kita39/Dscn9287.jpg

音羽橋からの風景

     飛び立って行く丹頂、朝の餌を取りに向かうのでしょうか。


kita39/Dscn9343.jpg

冷たい川の流れにたたずむ

    カメラを持つ手が冷たく痛い、丹頂は安全な冷たい川の中にいる。


kita39/Dscn9349.jpg

橋の近くのペア

   このペアは足に番号が入った輪を付けられている、鶴居村の丹頂はこの輪を付けているものが多く見られた。

   丹頂は保護のために数を増やし帯広にも定住しているらしい、私が見たのはトドワラ標津茅沼、今回は霧多布でも見かけた。


    

メニューに戻る