冬の北海道フリーパスの旅(その4 釧路湿原 釧網本線)

2004年1月25日

 2004年1月21〜27日の冬の北海道へ、石北本線・千歳線・根室本線・石勝線・室蘭本線・函館本線の貨物列車を撮りに行きました。その時の下車駅、釧路湿原とSL、貨物中心に特急、ブルトレ、普通列車その他の記録です。

釧網本線・根室本線 :釧路(泊)→川湯温泉駅→細岡駅→(徒歩)→釧路湿原駅→釧路駅→音別駅→帯広(泊)


釧路駅

  札幌から特急スーパーおおぞらで釧路に着いたのは21:13。大都会札幌と違いかなり田舎、ビルはホテルがほとんどで観光地が産業になっているのであろう。

 釧路の道は氷の道である、日中雪が解けて水になり夜になれば氷になる事の繰り返しであると思われる。とにかく寒い!寒い!


朝焼けの茅沼駅

  明朝釧路湿原を走るSLを撮影するため5:59発普通に乗る。冬には釧路湿原駅に止まる列車が午前中は無く、細岡にも6:21の早朝に着いてしまうので、川湯温泉駅まで行って折り返し細岡駅へ9:38着の予定である。

  茅沼駅6:42、写真の右手が釧路湿原、朝がゆっくり明けてくる。


丹頂鶴

  茅沼駅の近くで特別天然記念物の丹頂鶴が居ると車内放送があり、列車は徐行し写真を撮るが分かりにくい、写真中央に二羽いる。


川湯温泉駅

  川湯温泉駅に7:46着5名下車。駅は無人であるがストーブは点灯していた、駅に足湯の設備があるが寒くて誰も入らない。この駅は川湯温泉、屈斜路湖のバス接続駅である。駅前からは温泉らしく湯気が上がっている硫黄山が見える。


釧路行普通

  列車からは5名降りたが私以外は8:00のバスに乗られ温泉方面へ、そのバスからも数名降りられ一緒に8:17発の釧路行に乗る。


細岡駅で列車を見送る

 細岡駅9:38到着、私ともう一人若者が降りる。雪まみれの乗ってきた列車を見送る。この駅も単線で列車の交換は出来ない。


細岡駅

近くには民家1軒があったような無いような?そんな寂しい駅。駅を出ると目の前は釧路湿原である。無人、ストーブ無し。

 


湿原の向こうに阿寒連峰

  駅を出て歩き始める、道に雪は少なく行き止まりの道であるが、今日は日曜日でSL撮影や釣人の車が時々通る。

 湿原を見ながら線路に沿った道をのんびり歩く、道の右は湿原と釧路川、左は山で写真のように湿原の向こうに阿寒連峰の山々が美しい。2004年湿原情報


細岡展望台

 ここには写真パネルがあるだけで風も凌げない。展望台の中心設備。


展望台よりのパノラマ

 細岡展望台からのパノラマ、右のほうに釧路川と雄阿寒岳が見える。クリックで拡大。


蛇行する釧路川

 展望台より釧路川、湖のように見えるが蛇行している釧路川。展望台の登り口に細岡ビジターラウンジがあり建物の中には湿原の動植物の写真パネル展示、みやげもの、軽食喫茶がある。ここで昼食を食べ、SL撮影までの時間をつぶす。入館者は一緒に列車を降りた若者が先に来ていたのみ。SLの写真は別にUPします。


釧路湿原駅

  写真の左に細岡展望台への登り口があるがきついコース、駅の右の小屋はトイレ、もちろん無人、ストーブ無し。冬季の午前中にこの駅で止まる列車は無い。駅に着いたとき誰も居ないし駅の時刻表にも乗る予定の列車が無いので不安になって釧路駅に電話をしたら、時刻表を変えていないとか!。列車の時間が近づくと乗客は私以外に4名来られた。


駅の案内板

  釧路湿原駅のホームにある。イトウ開高健(釣り作家)を思い出した。私も渓流釣りをしていました。

  普通列車13:01発で釧路へ戻る。


音別駅

釧路13:19着、根室温泉普通に乗換え音別14:31着。貨物列車を撮るため下車。旅客駅(有人)でストーブ有り。


音別駅

  音別駅の跨線橋にて到着した釧路行普通を撮影。14:46貨物到着、撮影中一昨日安国駅で会った人に偶然遭遇、この人が北海道、只見線大好き?人間(すみません勝手に!)、風来坊さん(H.P)であった。H.Pの話をしていて分かった。

 音別駅から風来坊さんのレンタカーに載せて頂き、音別の貨物を追っかけ3箇所で貨物とスーパーおおぞらを撮影し、帯広のホテルまで送ってもらった。今回の私の駅撮中心の撮影に変化を与えて頂き、その上いろいろな情報をご教示頂いた。感謝!感謝!「根室貨物」を別UP!

(風来坊さんとは翌日また追分駅でお会いする事になる。)


 【4日目】1月25日(日)

   釧路(泊)→川湯温泉→細岡(徒歩)→細岡展望台→釧路湿原駅→釧路→音別駅(貨物撮影・風来坊さんの車)→帯広(泊)

 

 

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