2016年北海道の動物・鳥
2016年2月〜12月
オオワシ・オジロワシ・エゾシカ・シマフクロウ・エゾライチョウ・ナキウサギ・ヒグマ・エゾリス・ラッコ (赤字は初めて撮った物)
オオワシ(羅臼)
冬季にカムチャッカ半島やサハリンから北海道、朝鮮半島に渡って来る絶滅危惧動物に指定。オオワシは鮭などの魚をエサにしていて知床半島、根室を中心に北海道全域で見られる、動物の死骸を食べる事も多い。遠くは滋賀県にも毎年1羽が飛来するようで全長:85-94cm。詳しくはWikipedia参照。 2016年2月20日撮影。
オジロワシ(羅臼)
オオワシ同様で冬季にカムチャッカ半島やサハリンから北海道、朝鮮半島に渡って来る絶滅危惧動物に指定。オジロワシは知床・根室に定住しているものもいる。全長:80cmでオオワシより若干小ぶりである。詳しくは北海道マガジン。 2016年2月20日撮影。
エゾシカ(風連湖)
道内のエゾシカは増え過ぎて困っているようで冬季は野付半島、風連湖周辺には大きな群れで見られる。知床のものは少し減少しているように感じる。2016年2月19日撮影。北海道マガジン
シマフクロウ(養老牛温泉)
羅臼の帰りに行きたかった、シマフクロウ(絶滅危惧動物)の来る宿「だいいち」に立ち寄った。ここは餌付けをしていて複数のシマフクロウが来るようで、この日は目を怪我したシマフクロウが生簀に来ていた。2016年2月21日撮影。北海道マガジン
エゾライチョウ(芽登温泉)
5月GWに初めて行った芽登温泉近くで見かけない鳥を撮影、帰って調べるとエゾライチョウであった。北海道のみに生息、詳しくはWikipedia。2016年5月1日撮影。
ナキウサギ(然別湖畔)
GWに然別湖に行ったので撮影しようと思っていたがシーズンが早すぎて雪で撮影出来ず、7月の芽登温泉帰りに立ち寄った。2016年7月16日撮影。北海道マガジン
シマフクロウ(芽登温泉)
芽登温泉で10月に撮ったシマフクロウ、ここでは餌付けをしていないので目の前の渓流の魚を狙っていたようだ。3〜4年前はかなりの頻度で見られたようであるが最近は世代交代があったのか見られなくなっており、久しぶりに来たと宿の主人の話でした。しかしそれ以降は姿を見せていないようだ。2016年10月21日撮影。
ヒグマ(ウトロ)
今秋もウトロに行ってヒグマを狙いましたが積雪が早く通行止めで目的の場所へは行けず、渓流でカラフトマスを獲っているヒグマを見かけた。 2016年9月25日撮影。北海道マガジン
エゾリス(根室)
帯広では市街地でも見かけるエゾリス、これは根室の林で見かけたエゾリス冬支度に忙しそうであった。2016年11月19日撮影。 北海道マガジン
ラッコ(根室)
根室の車石を見に行った時に偶然見かけたラッコ、最初はアザラシだと思ったが望遠で見るとラッコであった。2016年11月20日撮影。北海道マガジン
ラッコ(根室)
しばらくするともう一匹が現れペアで泳いでいた。落石のクルーズでもかなりの確率で出会えるようだ。2016年11月20日撮影。
エゾクロテン(養老牛温泉)
養老牛温泉のシマフクロウとエサの魚を取り合うエゾクロテン、冬になると森に食べ物が少なくなるのでここに来るとのこと二匹いる。2016年12月18日撮影。 北海道マガジン
シマフクロウ(養老牛温泉)
今年二度目の養老牛温泉に泊まって撮影したシマフクロウ、運が良かったら昼間に見られたり夜に二匹来たりするようだ。2016年12月18日撮影
これらの動物の中で特にシマフクロウ、ラッコは絶滅が危惧される。人間が開発の名の元生息地の環境を変え、その中で命を繋いで行く事の難しさを考えさせられる1年であった。もちろん保護活動が進んでいるが北海道でも広範囲にわたる生息地保護は難しいようである。