南部縦貫鉄道(廃線)旧七戸駅
2017年03月04日
【機関車番号】 D451 D251 【車両番号】キハ101、102、104
廃線跡訪問 南部縦貫鉄道は青森県七戸〜野辺地間20.9Kmを結んでいた私鉄、1962年開業、1997年全線休止、2002年廃線。
旧七戸駅
跡地
青森県上北郡七戸町にある南部縦貫鉄道 旧七戸駅跡地は今も有志の方々の努力で綺麗に保存されています。腕木信号機も有り昔懐かしい風景がのこされている。
旧南部縦貫鉄道の本社、七戸駅
上記の旧七戸駅にある駅舎兼本社の建物で、この建物の裏にある木造車庫に下記の車両が保存されている。
レールバス
キハ102
レールバスとは、バスなどの自動車の装備を流用した、もしくはそれをベースに造られた小型の気動車である。軽量で製造・運用コストが低いことから、乗客の少ない閑散路線への投入が古くから行なわれている。 このキハ102は外観もバスそのものでした。
レールバス
キハ102と奥はキハ104
手前がレールバスのキハ102で奥の一回り大きいのがキハ104である、これはレールバスでは無いようだ。
レールバス
キハ102の内部
レールバスの内部、運転席以外は昔懐かしいボンネットバスの内部そのものである。運転席が中央に付いているのは初めて見ました。
D451ディーゼル機関車
D451は開業時(1962年)に日立製作所にて製造されたディーゼル機関車で南部縦貫鉄道の1台しか製作されていない。奥に見えるのがDC251機関車。
DC251ディーゼル機関車
元々は羽後交通のディーゼル機関車DC25で、1959年8月に協三工業で製造されたL形の車体の機関車である。横荘線、雄勝線で運用されていたが、1973年3月31日に廃線になり、同年10月に南部縦貫鉄道に移る。
キハ104(レールバスでは無い)
国鉄からキハ1045を1980年(昭和55年)に譲り受けた車両で塗装は譲渡時にキハ101・102と同一の塗装に変更された。奥に2台写っているキハ101・102はレールバスであるが、手前のキハ104はレールバスより大型で大糸線のキハと同じと思われます。
木造車庫の中の車両達
イベント時は車両は車庫からだされ動かしているそうです、しかし最近は残念ながら普段はこの木造車庫は耐震に問題があり内部には入れないようです。