霊場 恐山(青森県・下北半島)YouTubeの動画はこれ

2020919日   


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三途の川・太鼓橋

   恐山の入場口のだいぶ手前で宇曽利湖から流れ出す川(三途の川)に架かっている太鼓橋、現在は渡る事が出来ないようです。宇曽利湖はカルデラ湖で水には火山の成分が含まれ水は青く見える。 

   昨年201911月に恐山に来たが冬季閉鎖でアクセス道路が通行止めでした、51日〜10月末日が開山期間です。11月に入れば下北半島は冬季閉鎖の道が多くなり陸の孤島状態になる。


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奪衣婆と懸衣翁

  太鼓橋の懐にある奪衣婆(タツエハ)と懸衣翁(ケンネオウ)の像が立っている、中央の石碑には『通極由来の経典「十王経」には死後の世界の話が記されています。それによりますと、人が亡くなって三途の川までやってくると、そこに「奪衣婆」が待ち構えていて、身ぐるみはがしてしまうのだそうです。その衣類を「懸衣翁」が受け取って、かたわらの柳(衣領樹)の枝に懸け、その枝の垂れ具合で生前の悪行の軽重を推量します。 この後、閻魔様などの前に出て、地獄か極楽か、どこに行くのか言い渡されるということです。日本では江戸時代末に民間で、信仰されました。』と刻んであります。柳(衣領樹)も上の太鼓橋の写真の左に写っています。

背景は宇曽利湖で外輪山に囲まれたカルデラ湖である、飛行機から見た下北半島の写真がこちら。カルデラ湖は摩周湖・屈斜路湖のように上空から見ればよく解る。


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六地蔵

  行ったのは夕方で駐車場の奥に六地蔵さんが並んでいる、左に門があるがここからは入場出来ない。


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総門

   門の左にある入場券売り場で500円を支払ってこの総門から入場する、この時に貰う恐山のパンフレットを参考に場内を散策する。開門時間は6001800で行ったのが17時だったので1時間しか無かったので全部は回り切れなかった。


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山門

   総門を入ると山門が見え参道を歩いて山門に向かう、左の赤い屋根が本堂である。


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山門

   山門の上に有名な「恐山」の文字が見える。一般的には特に大規模な場所や由緒ある恐山比叡山高野山を日本三大霊山または日本三大霊場と呼んでいます。


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山門横の本堂

   山門の前に恐山のトレードマーク?の風車が並んでいる、左が本堂である。宿坊もあり宿泊も出来るようだ。パンフレットに一泊二食付112,000円とある。

 

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地蔵殿

   山門の奥に建つ地蔵殿、ここから左に入って小高い丘を上って行く。


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振り返れば山門の向こうに宇曽利湖が見える

   小高い丘から振り返ると山門と背後に宇曽利湖も望まれる、右の平屋は温泉施設で男女別々の温泉があり入場すれば誰でも入湯出来るようだ。


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大師堂

   太子堂周辺では硫黄の臭いが鼻を衝く、風車は風向きを知り火山性ガスを避ける役目もあるようだ。黄色の硫黄が析出している所もある、北海道の硫黄山と似ている。


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振り返ると地蔵殿

   この辺りが地獄谷、活火山で硫黄臭が漂い温泉も噴き出しています。富山県立山の地獄谷も同じような光景である。この時のYoutubeの動画がこれ


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宇曽利湖と極楽浜

   宇曽利湖と極楽浜が望まれる、極楽浜の人が集まっている所が東日本大震災供養塔がある。


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地獄谷から太子堂

   左の小屋が温泉施設であると思われる(男女別の浴場は他にある)、正面の窪みには少量の湧き出た温泉が低い方へ流れている。


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釜臥山展望台への道より恐山

   むつ市から恐山に向かう道の恐山に近い所で釜臥山展望台への道の分岐がある、その道を進むと右手に恐山展望台があり遠くに恐山が望まれる。


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釜臥山展望台への道より恐山

   恐山を望遠で見ると八角円堂、八葉地蔵菩薩も見えている。展望台への道を進むと次に左に陸奥湾展望台がある、更に上って行くと釜臥山展望台に到着する。


    

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