DD51重連 石北貨物(1月22日 天候 雪)
2004年1月22日
2004年1月21〜27日の冬の北海道へ、石北本線・千歳線・根室本線・石勝線・室蘭本線・函館本線の貨物列車を撮りに行きました。その時の下車駅、釧路湿原とSL、貨物中心に特急、ブルトレ、普通列車その他の記録です。
石北本線 遠軽・安国
遠軽駅8557レ
23日は朝から雪模様、石北貨物の1番列車8557レは定刻に遠軽駅に着いていた。生田原発の普通も定刻通り到着(手前)。
石北貨物は北見から、道内で収穫して低温保存しておいた生鮮野菜(玉ねぎ、ジャガイモ等)を秋から春に本州に輸送する臨時貨物列車である。石北トンネル、常紋トンネルで二つの峠を越えるためDD51機関車が重連で運転されている。
遠軽駅8557レ(
1156+1097)雪の中8557レは定刻7時41分に遠軽を発車。カマ番はDD51 1156(未更新)+DD51 1097(更新)。
この後時間潰しに遠軽発着白滝往復の普通に乗る、雪で遅れ気味なので白滝で8分停車であるが時間が無くすぐ折り返しとなる。乗客は遠軽発車時は私含め3名、白滝到着、発車時は私一人、瀬戸瀬でおばちゃんが5人乗車、遠軽到着時6人降車。
石北本線の上川〜白滝間は普通列車が1日になんと1本!下りは早朝に、上りは夕方に1本行ったらもうその日の列車はおしまい・・・という凄い区間です。遠軽〜白滝間も極端に少なく特に新栄野、下白滝、旧白滝に停車する列車も下り1本上り3本である。
遠軽の跨線橋で10:42着の2番貨物8559レを待つが出発の11:32になっても到着せず。昼を駅前の食堂「とみ長」食堂で食べ、NHKのニュース〜昼どき〜「てるてる家族」を見てゆっくり暖をとり、13;21特急オホーツクで生田原へ向かう。
特急は安国、生野、生田原と駅毎にポイントが切り替わらず信号で停車、かなり遅れて生田原到着。生田原で普通に乗り安国へ引き返す。(この時間は遠軽から直接安国へ行く普通は無い為)
安国駅にてオホーツクと交換(
1167+1065)普通で安国に着くと貨物は既に駅に停車していた。カマ番はDD51 1167(未)+ DD51 1065(更)、15;13写真のようにオホーツクと交換。私の他には同業者(列車撮影者)は誰も居なかった。
安国駅にてオホーツクと交換(
1167+1065)オホーツクは安国駅を通過して行った。予定ではDD51重連どうしの交換であったのに???、今日はダイヤが乱れているので諦める。
安国駅を出発する8559レ(
1167+1065)オホーツクが行った後、すぐに黒煙を吐きながら出発して行った。DD51の次機の後方のライトが見えているようにコンテナは機関車のすぐ後方は空コキ。後で分かった事であるが、この貨物は下り2番の8559レであり、実に3時間半の遅れであった。
石北線のポイントは電気ヒーターで雪を溶かすようになっているが、今日は湿った雪のためトラブルが多かったと運転手の話。
8561レ(
1164+1158)8559レ出発14分後、待合室に居ると踏切警報機が鳴ったので飛び出すと、下り3番目の貨物がやって来た。不意打ちだったのでカメラを取り出すのが遅くなりこのような写真になった。15:28であった。カマ番はDD51 1164(未)+ DD51 1158(更)。
8561レ(
1164+1158)この貨物は写真のように空コキで一時停車をしたがすぐに出発して行った。8556レとの交換は無かった。定刻より2分遅れの発車。
安国駅で次ぎの列車まで1時間20分待ち、一人であるが待合室のストーブは点燈していた。これは上の写真をクリック拡大すると信号機の所に2名の保線係の人が写っていますが、その人達の休憩所が駅にあり点燈して貰えたと思われる、保線と同時にホームの雪かきもされていた。ラッキー!。この日はどこの駅のポイントもうまく切り替わらず保線作業は大変だったようだ。
16:43発生田原止めの普通に乗り時間待ちに生田原駅の隣のノースキングへ行き入浴し生田原駅のオホーツク文学館を見学、遠軽へ戻る。生田原は特急も止まるが無人で袴線橋も無く、2番線へは線路を渡る。
【2日目】1月22日(木)
遠軽(泊)8:23発→白滝9:16発→遠軽9:54着(撮影・昼食)13:21→生田原13:37着14;36発→安国14:45着(撮影)
安国16:43発→生田原16:56着(ノースキング入浴・オホーツク文学館見学)18:18発→遠軽18:36着(泊)
※列車の本数が少ないので、駅での時間待ちを最小限にし、また暖房がある駅で待つ計画で行き過ぎたり戻ったりを繰り返す。