旧士幌線アーチ橋群(北海道鉄道遺産)
2016年5月01〜02日
旧士幌駅
士幌市の国道から貨車が見えたので立ち寄って見た、街中で解り難い場所にあるが綺麗に保存されていた。シーズンオフで駅中は見られなかったので再訪したい場所である。
今回のGWはゆっくりしようとしたので前から気になっていた然別湖、糠平湖周辺に出掛けた時の記録である。周辺はまだ冬の装いで湖は氷で閉ざされ春はまだ遠く感じられた。
第三音更川橋梁
糠平湖に近い場所で国道から見えるアーチ橋、1988年3月22日に廃線となり28年経過してだいぶ朽ちて来ている。
この路線の橋梁は全て美しいアーチ橋である、何故? 以前訪ねた羽幌線、白糠線の廃線跡はアーチでは無く普通のコンクリート橋であった。
第二音更川橋梁
このアーチ群はコンクリート橋であるが鉄筋は入っていないとか、鉄筋が無いと朽ちて突然崩れるのだろうか?
第四音更川橋梁
ここは人的に壊されたとNETに記載があった。
上士幌町鉄道資料館
糠平温泉郷近くの鉄道資料館から延びている線路、糠平温泉を過ぎてしばらく行くと国道沿いに旧線を利用したトロッコ乗り場がある。
タウシュベツ川橋梁
一番有名なタウシュベツ川橋梁、ここは1953年糠平湖ダムが出来て糠平湖の東岸から西岸沿いに路線が変更されて使われなくなったそうです。
水に浸かってしまうこともあり、かなり傷んでいるような感じである、橋の近くまで歩いて行く見学ツアーがあるようだ。熊の出没が多い場所であり注意が必要である。
タウシュベツ川橋梁
糠平湖西岸の展望台から見るタウシュベツ川橋梁、国道から少し入ると橋梁が見渡せる展望台がある。
タウシュベツ川橋梁遠望
こちらは湖のダム近くの高台から遠望したタウシュベツ川橋梁、光線の影響で黒く見える。バックの山の上に見える残雪の山が印象的であった。
糠平湖
路線は写っていないが素晴らしい景色であった。
旧幌加駅
国道から木々の間に駅標が見えている旧幌加駅がある。
五の沢橋梁
ここも国道から見える場所、旧線が色濃く残る場所。
第五音更川橋梁
ここは峠に近い場所にある大きなアーチ橋、この国道は東大雪の三国峠を越える山深い走っているため、携帯も通じず所々に非常電話BOXがある。
士幌線のアーチ橋は「NPO法人ひがし大雪アーチ橋友の会」のページに詳細に紹介されている、また温泉街にある「ひがし大雪自然館」も見どころが多い。