旧士幌線アーチ橋群2(北海道鉄道遺産)
2018年5月02日
糠平川橋梁
上士幌町鉄道資料館に近い場所にあり糠平湖入口にあたる、河原に降りて撮影。
前回は2016年の5月初めて帯広から然別湖、糠平湖に宿泊した時に興味を持った旧士幌線の鉄道遺産を撮影し、今回は2年ぶりの訪問でした。
第7糠平トンネル
糠平川橋梁を渡るとすぐに第7糠平トンネルが現れる、ここで通行止めになっている。
糠平川橋梁
第7糠平トンネル側から撮った糠平川橋梁、この辺りは上士幌町鉄道資料館まで遊歩道として整備されている。ここを暫く進むと上士幌町鉄道資料館のこの場所に辿り着く。
タウシュベツ川橋梁(三ノ沢橋梁下部より)
前回も訪れた三ノ沢橋梁から糠平湖に降りてみた、遠くにタウシュベツ川橋梁が見える。
三ノ沢橋梁
糠平湖から見上げた三ノ沢橋梁、この辺りは遊歩道も整備され駐車場には旧線路を利用したトロッコ体験が出来る乗り場がある。
北海道の鉄道遺産アーチ橋では一度も列車が通ることなく廃線になった幻の越川橋梁も有名です。知床斜里駅と越川駅を結んだ国鉄根北線(こんぽくせん)。昭和45年に廃止されましが、計画では根北峠を越え、標津線の根室標津駅と結ぶ予定でした。昭和14年に完成したのが越川橋梁(第一幾品川橋梁)。国の登録有形文化財になっているコンクリート製の橋梁は、長さ144m、高さ18mのアーチ橋です。
タウシュベツ川橋梁(展望広場より)
国道から180m林の中を歩くと展望広場に出る、ここから正面にタウシュベツ川橋梁が望まれる。左から5番目のアーチ下に人が見える。
タウシュベツ川橋梁(展望広場より)
橋梁の下に男女ペアが写っているが、これから橋梁の大きさが解る。
旧幌加駅
旧幌加駅構内の線路ポイント切替部分、正面が駅で右側のホームだけが残っている。周りは林に囲まれ静かにゆっくりと時が流れている。
第五音更川橋梁
ここも前回訪れた第五音更川橋梁。鉄道遺跡は国道273号沿いにあるが東大雪の三国峠を越える山深い走っているため、携帯も通じず所々に非常電話BOXがあるので注意。私がよく利用する芽登温泉に行く時に通る道道88号線(本別〜留辺蘂線86Km)はこの国道と平行に走っていて同様に携帯が通じません、交通量も少なく非常電話もありません。(ダート林道を除くと私が知っている携帯が通じない国道はこのR273及び道道88号線です。)
昔は狩勝峠、日勝峠、日高峠はよく越えていましたが、今では道東道の開通で越える事は殆ど無くなりました。またのんびりと行って見たいところです。
士幌線のアーチ橋は「NPO法人ひがし大雪アーチ橋友の会」のページに詳細に紹介されている、また温泉街にある「ひがし大雪自然館」も見どころが多い。