太平洋石炭販売輸送のバラ積貨物(廃止後)
2020年1月11日
線路が剥がされた春採駅
昨年2019年3月30日に廃止になり4月6日にさよならセレモニーで2列車が運転されたようだ。日本の石炭列車は全て廃止されたようで今回立ち寄って見ました、春採駅も線路は剥がされ、2階建ての列車管制室も無くなっていた。昨年までの春採駅はこんな風景でした。
2004年6月に太平洋石炭輸送販売のDLを知って撮影に行ったのが最初でした、あれから16年私の撮影も10回で終焉を迎えた。今までの記録はこちら。
ラッセル車
こちらは冬に活躍するラッセル車、2006年1月に走行を初めて見た、冬に撮ったのはこれ1回でした。その頃私はDD51牽引の根室貨物に夢中でついでにこの石炭列車を撮影していました。
DE601電気式機関車
ここで唯一の電気式ディーゼル機関車で私の撮影時は知人側に連結されていてメインの機関車のようでした。アイドリング中の同機。
D401ロッドタイプ機関車
ここでの唯一のロッドタイプのD401、走る姿はおもちゃの機関車のようでユニークでした。
機関車勢揃い
ロッドタイプD401、ディーゼル電気式機関車D601、D701(橙色)、D801(青色)、ラッセル車(モーターカー)保線車、D101(ロッド式DD13タイプ除籍車)これが太平洋石炭輸送販売の機関車のラインアップでした。ここには保線車、D101の姿は無かった。
機関車勢揃い
天気が回復して青空が広がって来て機関車に日が射して輝いている。この機関車はどうなるでしょうか?行き先が気になります。
動かなくなった石炭列車
恐らく私がここに来ることはもう無いと思います。バックの病院のヘリポートにドクターヘリが待機している初めて見る光景でした。
線路が剥がされた弁天ヶ浜
弁天ヶ浜に行って見たが線路は既に剥がされていた、寂しい光景であった。ネット情報では列車輸送からトラック輸送に代わるようだ。省エネの鉄道輸送を辞め安価なトラック輸送に代わる所が多くある、炭酸ガス排気量が少なく、労働人口が足りない時代に何故鉄道貨物に補助を出さないのか?日本の政治も堕落したと思います。
私が撮影して来た鉄道写真の中でトラック輸送に奪われ廃止になった路線も多くある。神岡鉄道、ふるさと銀河線、留萌〜増毛間、江差線、貨物線に至っては神岡貨物、信越貨物、門司港セメント貨物、岡見貨物(山口線・山陰本線)、岡見貨物(美祢線)、石灰石ホキ貨物(美祢線)、秋田港貨物、磐越セメント貨物、四日市エチレン貨物、紀勢貨物、城東貨物線、陣屋町のチップ貨物、本輪西タンカー列車、五稜郭・有川埠頭貨物、と数多くある。そして北海道のDD51が消え、私の趣味も変わって今では北海道の生き物及び飛行機の窓からの山々を撮っている。