太平洋石炭販売輸送のバラ積貨物 その3
2006年1月23日
2004年6月に初めて訪れた太平洋石炭販売輸送、昨年4月に来た時は運休であった。氷結した春採湖をバックに雪の中を走る石炭列車を撮りたくて3回目の訪問した。今回は根室貨物が撮れない時間帯の朝1番列車を目的に訪れたが運良く運転されるようなので俯瞰場所で待つ。
太平洋石炭販売輸送専用線(春採湖〜知人岬) 春採駅・春採湖畔・弁天ヶ浜
DE601(春採駅)
昨日も釧路に滞在していたが日曜日(土曜、休日は運休)なので諦め、月曜日の今日根室貨物を撮る前に春採駅に立ち寄った。DE601がいて写真の様に白い煙を吐いていた、しばらくするとバックを始めた。これは石炭を積む為にホッパーの下へ移動していると確信して俯瞰場所を探しに行く。 23日 8:33 撮影。
モーターカーラッセル(春採湖畔)
RM誌案内の俯瞰場所はすぐに見つかった、寒いので線路を見下ろせる位置に車を止め列車を待つ。ふと見ると以前春採駅で見かけた赤い除雪小型モーターカーが走っているではないか、慌ててカメラを取り車外へ飛び出す。 23日 8:46 撮影。
モーターカーラッセル(春採湖畔)
雪は少ないので始業前の線路の点検を兼ねて運転されていたのか?、これでいよいよ運転が確実になったので線路を見つめまだかまだかと待っていたが定刻?の8:50を越えても現れない。 23日 8:47 撮影。
運転開始(春採駅)
春採駅の踏切が鳴り出した、いよいよ運転開始である25分遅れ?ダイヤ変更?2年ぶりに見る特徴がある長い編成である。 23日 9:15 撮影。
春採湖畔を行く
朝日が雪面に列車の長い陰を落しゆっくり近づいて来る、轟音が静かな湖畔に響く。湖畔は遊歩道を散歩する人達も多く列車後方に写っている。 23日 9:16 撮影。
春採湖畔を行く
春採駅から知人まで約4Kmの短い道のり、完全氷結した春採湖畔のカーブにさしかかる。列車は視界から消えたが、ゆっくりした轟音は長い間聞こえていた。 23日 9:16 撮影。
撮影後、返しを撮る為に弁天ヶ浜に向かう、3回目の訪問なので迷わず行けた。春採付近は丘の連続で見通しがきかず方向が解かり難く、最初に訪れた時には迷いに迷った。
弁天ヶ浜を行く
返しの列車を太平洋に面した弁天ヶ浜で待つ、初回訪問の2004年には堤防強化の工事中であったが完成しているようだ(雪でよく解からない)。返しは予想時間通りにやって来た、空の青を映し海も真っ青で気持ちが良いが寒い。 23日 9:53 撮影。
弁天ヶ浜を行く
雲一つない激晴の中、列車はゆっくり近づいて来る、機関車のユニークな顔と長い整った編成が美しい。 23日 9:54 撮影。
弁天ヶ浜入口
弁天ヶ浜入口、機関車のスノウブロウに顔が描かれ面白い、弁天ヶ浜を抜けると踏切がありこれを越えると春採湖畔に出る。今は短い専用線であるが昔は根室本線の東釧路で繋がって客扱いもしていたようだ。 23日 9:54 撮影。
撮影後、本命の根室貨物を撮る為に音別の丘に急ぐ、10:58に間に合うかどうかギリギリの時間であった。