早春の大山(夏道−元谷)

1999年4月17日

鳥取県西伯郡大山町

標高1,711m(弥山)・大山隠岐国立公園・ダイセンキャラボク(国指定特別天記念物)・西日本一のブナ原生林


夏道コースから三鈷峰

米子自動車道から見た大山南壁には雪がほとんど無かった。期待して来たので少しがっかりしました。大山寺からの北壁は南壁よりは多いもののやはり雪は少ない。夏道コースの雪は元谷の分岐から少し上の避難小屋付近から出てきた。軽アイゼンをしばらく付けたがすぐに外した。


頂上より三鈷峰、矢筈ヶ山

弥山三角点より大山北壁と三鈷峰、その後方が右から矢筈ヶ山、甲ヶ山、勝田ヶ山、船上山と続く。昨年行った三鈷峰への道が確認できる。


頂上より弓ヶ浜

頂上より登ってきた夏道コースの尾根とその向こうに霞んだ弓ヶ浜が見える。今日は天気が良く宍道湖、弓ヶ浜から北の海岸線ずっーと見えた。


頂上より南壁下部

南壁もかなり崩壊が進んでいる。下部は全てブナの原生林でその間を三ノ沢(中央付近)、その右が二ノ沢である。大山周遊自動車道が所々見えている。しかし見渡す限りのブナの原生林はみごとである。


剣ヶ峰と烏ヶ山

剣ヶ峰までの縦走路、剣ヶ峰の右後方に烏ヶ山が見えている。大山の最高峰はこの剣ヶ峰であるが縦走路の崩壊が激しく現在は通行禁止となっている。ここからの眺めは穂高の稜線に似ている。


元谷から見る北壁

元谷より見上げる北壁、崩壊はすさまじく残雪の上にその軌跡を見る事ができる。この元谷も年々埋まり続けているようだ、重機が年中動いている。ここからの眺めも穂高の涸沢によく似ている。昨年の夏以来です。


  所要時間

大山寺 → 頂上(夏道コース)   3時間30分

      頂上 → 元谷大堰堤        1時間30分

      元谷大堰堤 → 大山寺          50分

                              GORO−


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