紅葉の後山(行者本堂奥の院)(行者コースより行者本堂)

行者コース−行者遊歩道分岐−奥の院

1997年10月26日

岡山県英田郡東粟倉村後山

氷ノ山後山那岐山国定公園


奥の院から見る夕日に輝く紅葉

奥の院からの紅葉、時刻は16時30分で陽もだいぶ西に傾き、後山へ続く尾根の紅葉が夕日に輝き幻想的であった。


林道より後山・舟木山

右が後山、左が舟木山。後山へ続く尾根の紅葉は写真のように素晴らしい。この尾根周辺は、若杉原生林と共に岡山県の特別保護区になっており、原生林が保護されている。この山は昔から信仰の基地であり現在まで原生林が残っていると思われる。今日は若杉原生林にも行ったが、紅葉は盛りを過ぎていた。ここ後山は今が最盛期であった。


沢の紅葉

東行者入口から登り始めるこのコースは人が少なく、「四十丁」の標識から登りはじめ行者本堂「一丁」まで、木の杭又は石碑に書かれた一丁毎の標識を確かめながら、沢沿いの広葉樹の路を登る。途中には行場が多数あり、このコースの途中から頂上へ行者コースを分ける。


女人禁制のゲート

是より先の奥の院までは女人禁制が今も残る。宗教色がまだ濃く残る修行の為の路。沢沿いの路の為、岩の上を歩く事が多く特に下りは浮き石で滑りやすい。また暗くなるのが早く秋は16時を過ぎると薄暗く、路を歩くのが不気味である、今回も山鳥が急に道ばたから飛び立ち肝を冷やした。


七丁付近よりの紅葉

九丁(かなり奥の院に近い)付近から左の尾根に取り付く、これは七丁付近から見た後山へ続く尾根の紅葉で、時刻は16時過ぎで夕日に紅葉が美しく映えていた。手前の暗い所は登っている尾根の影である。


奥の院(権現堂)

奥の院はお城のような石垣の上に立っている。石垣の上は奥の院と関連の建物が立つ、またその背後は岩が迫り要塞のようにも見える。以前この裏山から後山へ登ろうとしたが、急で路もなく無理であった。周辺には多くの行場がある。


  所要時間

後山駐車場(四十丁)→ 奥の院(一丁)    2時間

奥の院 → 駐車場              0.5時間

                             GORO−


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